令和四年五月の便り

五月(皐月)

 初夏の風が清々しく流れてきます。ひと月前は春の訪れの桜やチューリップなど多くの春の便りを楽しんでおりました。五月になりますと爽やかな気候と共につつじや藤の花なども咲き、初夏を感じるひと時が楽しめます。外に出て初夏の風に触れているとコロナ渦にいる事を忘れさせてくれる思いです。花ばかりではありません。初夏の季節の魚や野菜などもたくさん出回り始め、食卓を明るくそして楽しくしてくれます。
 最近は日本料理を学ぶ方、また専門の未熟者の方が少なくなってきました。日本料理の伝統や技術の継承をしていかなくてはなりません。日本料理は難しいとよく言われますが、そうではありません。季節の食材を使い、季節を表現できる日本料理を作るのはとても楽しいです。お菓子、ケーキなどと同じで、作る方の思いや表現を料理で表してみませんか?日本料理を勉強したい方は修行(勉強)の仕方をお伝えしますのでお電話ください。お待ちしております。電話077-565-4616 携帯090-8218-0798 所長 辻田一美





令和四年四月の便り

四月(卯月)

 卒業式・入学式に年度初めと冬の寒さから解放され、新しい何かが動き始める「活動」「躍動」の月です。
野菜も春の物が出回り店頭を明るく賑わい、また魚介類も春の魚などが数多く並んできます。
滋賀の郷も雪が多く、日本一大きな湖「琵琶湖」の周辺の山々の積雪とマッチして大変雄大で美しい風景を見る事が出来ます。琵琶湖開きの行事も行われて「琵琶湖」で事故の起こらない様にと祈願するものであります。
しかし、コロナウイルス感染症で今年も中止になっています。
 私事でありますが、今年も福井県小浜に開校されている「青池調理師専門学校」の日本料理の講義を受け持つことになりました。一年を通じて八回、基礎と食材の加工を若い生徒さんに伝えていきたいと思っております。
 この春に学校を卒業して調理師を目指している方々、私どもの「滋賀一料調理士紹介所」のホームページを開いてみてください。何か得る事があると思います。




●鰻印籠煮●白魚

令和四年三月の便り

三月(弥生・・・やよい)

 早や三月となりました。暖かい陽気な日があると思えば、急に冬に立ち返ったような寒い日があり寒暖の差があるのも初春の気候でしょうか。滋賀も穏やかな春の到来を待ち望み、比良八講荒れ終い「比良山から突風が吹き荒れることがあり、本格的な春の訪れを告げる自然現象で、これを比良八講荒れ終いと呼ぶ」と言い、荒れた天候が治まると春が来ると言い伝えられています。

 三月三日は桃の節句で、元々は上巳の節句と言われ、これが「桃の節句」や「雛の節句」と言われるようになったとのことです。一日、一日と暖かくなると食卓も少しずつ山海の食材や珍味が並び始めます。木の芽や根菜、鰆、赤貝、白魚、蛤、鮑など山の物、海の物の美味しい思いが駆け巡ります。それらの食材を調理して家族みんなで春を楽しみたいものです。
 二年余り新型コロナウイルス感染症に悩まされてきましたが、近頃には世界情勢も大変な事態でありますが、何とか乗り切っていきたいと思っています。




●筍寿司●いさざから揚げ●若鮎三色魚田

令和四年二月の便り

二月(如月・・・きさらぎ)

「一月行って、二月 逃げて、三月 去って」と幼い頃母が言っていた言葉を思い出していました。一月、二月、三月は月日の経つのが早い、アッという間に日々が過ぎていくという事でしょうか。

昨年十二月、今年に入っての一月と滋賀県も雪が降り、何年振りかの大雪となりました。その雪景色を見ながら、子供の頃に雪で遊んだ事の楽しかった事を思い出し、懐かしさを味わっていました。
 また、昨年末より新型コロナウイルス感染症が再流行し、変異株であるオミクロン株も流行し始めてきました。飲料界も再び窮地に追い込まれ調理師の方をお店に紹介する仕事が少なくなり、職人さんの働く場所が減少し非常に困ったことになってきました。たくさんの人たちが安心して行き来できる施策を政府が打ち出して頂き冬に食する美味しい料理を食べに出かけたりして楽しい日々を送って頂けるようになりたいですね。
 今年は雪の多い年ですね。しかしこの寒さが本当の冬の姿ではないかと思ったりします。しかし大雪に見舞われている皆様には気を付けて日常生活をお過ごし頂きたいと願います。温かい鍋鍋などを召し上がり、寒い冬を乗り切って頂けますようにご祈念申し上げます。




●豆蛸 蓮根・南瓜・人参・銀杏 器:福升 杉地絵馬
●安倍川金子 黄粉 器・・雪割高台染付
●河豚白子生醤油焼 器・・朱剣先高台仲付

令和四年一月の便り

令和元年十一月の便り



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